寝言には、単なる寝言と、
ただ事ではない寝言の2種類があるそうですヨ。
寝言のほとんどは、笑い話になるようなものですが、
そんな笑い話になるようなものと、
笑い話では済まされない病気が原因のものとがあるようです。
寝言はそもそも、睡眠中の無意識状態で発するため、
本人の記憶にはほとんど残りません。
寝言を言っているときは、何らかの夢を見ているときが多く、
浅い眠りのレム睡眠といわれる状態の時に
体が無意識に動く反射運動の一種でもあります。
体は眠っていても、脳は活動をしているため、
寝言として夢の反応が現れると考えられています。
この様な状態での寝言は生理的なものなので
とくに問題はありません。
問題なのは、深い眠りのノンレム睡眠のときに起こる寝言です。
ノンレム睡眠のとき、脳が休んでいる状態での寝言は、
夢とはほぼ関係がありません。
ノンレム睡眠時の寝言は、
日常のストレス、PTSDといわれる外傷後ストレス障害、
睡眠時無呼吸症候群などの病気や精神状態が原因かもしれません。
そしてまた、パーキンソン病やレビー小体型認知症などの
初期症状である可能性もあるようです。
自分では分からない寝言ですが
寝言が多いと言われたりする場合は
注意した方がいいかもしれませんね。
起きていても寝言を言っている人もいますが
これはは別です・・・(笑)。