ノロウイルスってご存じですか?
ノロウイルスとは,冬の季節に食中毒や性急性胃腸炎を
引き起こすウイルスのことで流行の兆しです。
ノロウイルスと言う名の由来は
アメリカ オハイオ(OH)州ノーウォーク(Norwalk)の小学校で
1968年、急性胃腸炎が集団発生、その患者の糞便から検出された新種のウイルス。
地名にちなんで”ノーウォークウイルス “Norwalk virus”と名づけられました。
本格的な流行が例年よりも早く始まったようで
同時期では過去10年間で06年に次いで多い様です。
感染性胃腸炎の患者が多発しており、原因の大半がノロウイルスとのこと。
更に今回は新型が出現したことで、
免疫を持っていない人や免疫力が低下している人が多いことも
流行の背景にあるとみられています。
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国立感染症研究所は手洗いなどの徹底を呼びかけています。
ノロウイルスは特に生ガキや二枚貝などによる
食あたりの症状で知られており経口感染です。
ノロウイルスは食品に付着していても食品中では
増殖はしないようで, 人の胃や腸管のみで増殖する特徴があるとのこと。
生ガキはが美味しい季節ですが注意して下さい。
生の貝類などは十分加熱調理してから食べるようにしましょう !
蛇足ですが, ノロウイルスとは違いますが
カキ(牡蠣)が産卵時期に毒素を持つので
“r”が付かない月 May(5月),June(6月)July(7月),August(8月)は
カキは食べない方がよいとされています。 ご参考まで
手洗いを徹底しましょう!!
ノロウイルスの潜伏期間は 1~2日
症状は 軽い発熱を伴うこともあり
吐き気、嘔吐、下痢、腹痛等、時には激しい症状を伴います。
感染した場合,体力の弱い人は脱水症状を起こすこともあるので
水分と栄養補給は十分に摂るようにしましょう。
ノロウイルスによって下痢の症状がでた場合
下痢止め剤などはかえって回復を遅らせることがあるようで
使用しない方がよいと言われています。
感染しても発症しない場合もあり
発症すると数時間から数日の持続期間があります。
しかし, 通常はおおよそ 1~ 2日で回復し,後遺症はないようです。
ノロウイルスに感染しないよう注意しましょう!
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