たまねぎにはケルセチンというポリフェノールが多く含まれています。
タマネギの薄皮、通常ゴミとして捨てているものですが
皮にはなんと可食部の約30倍ものケルセチンが含まれているのだそうです。
玉葱の外皮に多く含まれているケルセチンには抗酸化と血液さらさら効果があり
血糖降下、抗癌、血圧降下作用とともに毛細血管を丈夫にする働きがあります。
また、ネギと同様に発汗、冷え性予防、鎮痰作用があり、
風邪や不眠症などによいとされています。
更にケルセチンは脂肪の吸収を抑制し、体内の脂肪を排出する働きもあり、
ダイエットや美肌効果、生活習慣病予防にもなります。
カフェインを含まないので子供や妊婦さんでも安心して飲めます。
タマネギの皮茶の味わいは、焙煎の加減にもよりますが
少し苦みと、コクのある甘さが味わえます。
癖になる味で結構美味しいお茶です。
カレーを作る時に、きつね色になるまでタマネギを炒めた時の
あの「たまねぎ」の甘味がほのかにします。
香ばしい香りで独特なその深みある旨味と
栄養が凝縮された本格的な健康茶になります。
皮茶の作り方は至って簡単。
褐色、白、紫と色々なタマネギの皮を
捨てないで取っておきます。
少しまとまった量になれば
水洗い後、水を切り十分自然乾燥させたあと
蓋付きフライパンで焙煎します。
中火で適度に前後揺らせながら焦げないように空煎り。
少し煙がでてくれば出来上がり。
さましてからジップログなどの袋に入れて手揉みで
コーンフレークのような大きさに成るまで揉みつぶします。
そして市販のティーバッグの袋に適当に詰め小分けして保存。
お茶として又煮込み料理やカレーの隠し味、味噌汁のだしに使うと
味が一層引き立ちます。
是非お試しを・・・。
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